ペイハラ事例まとめ!実際に筆者が体験したペイハラ事例も!

ペイハラ,事例

12月4日にスッキリでペイハラ(ペイシェントハラスメント)の話題が出てきましたね!

私も医療従事者なんですが、とても興味深く思ったので記事にしてみました。

今回、ペイハラの事例について自分が体験したペイハラ事例とともにまとめてみたのでよかったらみていてください。

 

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ペイハラとは?

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ペイハラとはペイシェント・ハラスメントの略で、ペイシェント(英:patient)は患者の意味です。

患者から医療従事者に対して言われのない暴言や暴力を振るわれる、セクハラやモラハラなどと同じハラスメントになります。

さらに詳しくはこちらの記事に書いてありますのでご覧ください⬇︎

ペイハラとは?スッキリで話題に!でもネットではペイ◯◯と勘違い!

 

ペイハラ事例①10分以上突き刺す

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治療拒否した歯科医襲撃男に懲役8年 深刻「ペイハラ」の実態

判決などによると、元患者の男は平成26年から寝屋川市の歯科医院に通院。虫歯治療などの目的があり、約2年後にはかぶせ物を装着する治療が完了した。しかし、後に男は治療した2本の歯の間に物が挟まるようになったと主張。歯科医師の男性(63)に対し、2本の歯に連結した冠を装着するよう要求した。

医師は、希望する治療法では歯に汚れがたまりやすく健康上問題があるとして拒否したが、男の強い態度に押し切られ、連結した冠の装着を無償で行うことを約束してしまったという。

その後、冠の装着を行うための治療が続けられたが、男は医師の当初の治療について「ミスだった」と執拗(しつよう)に指摘。29年4月、医師は治療の中止を決意し、男に伝えた。

「もう、あなたにこれ以上の治療はできません」

怒りを爆発させた男は行動をエスカレートさせた。

「男の約束を守れ!」。男はこう訴え、医院に押しかけたり、電話で苦情を訴えたりした。時には警察官が出動する事態もあった。これらの行動は2年弱にわたり繰り返されたという。

事件が起きたのは今年3月15日の夕方だった。

刺し身包丁と手製の手かぎを手にし、医院を訪れた男。待合室を通り過ぎ、他の患者を治療していた医師を襲った。

医師は包丁をつかんで抵抗したが、手かぎで10分以上突き刺すなどされた。一命は取り留めたが、顔や手に約80針を縫う重傷を負った

殺人未遂などの罪に問われた男は、大阪地裁の裁判員裁判で犯行を認める一方、「自分に落ち度はない。医師が約束を守らなかったのが悪い」と訴えた。弁護人も、男が治療中止について公的機関に相談したが解決できず、追い詰められていたと明かした。

会社勤めを終え、年金暮らしをしていた男。情状証人で出廷した息子は「誰かに暴力をふるう姿を見たことがない」と証言した。

9月20日の判決。増田啓祐裁判長は、治療中止をめぐる経緯は双方で認識の違いがあるとしつつ、「別の歯科医を受診するなど手段はあり、動機は誠に身勝手というほかない」と指摘。「自分の論理だけで行動していなかったか、よく振り返ってほしい」と説諭し、懲役8年の実刑判決を言い渡した。

引用:https://www.sankei.com/affairs/news/191007/afr1910070002-n1.html

こちらは産経新聞に載っていた記事です。

ひどい話ですね〜

10分以上刺すとか異常としか思えない。

治療のために行ったのに納得できないで逆ギレする感じですね!

間違いなくペイハラと言えますが、医師と患者の関係性がどうだったのか気になるところです。

キレて行動する患者はダメだとは思うのですが、医師ってけっこう患者の訴えや意見を聞かず一方的に話す人もいるので、もしそうだとしたら医師にも少なからず問題があったのかなって思います。

 

ペイハラ事例②筆者が実際に体験した事例!

この話は、昔働いていた総合病院での話です。

ある脳の病気で入院して医師からリハビリをするように言われた患者さん(70歳代の男性)を担当しました。

ただ見た目元気で普通に歩けている状態でした。

そしてその患者さんは初対面からとても怒っていて「なんでリハビリなんてしないといけないんだ!」って怒鳴ってきました。

病室からリハビリ室に連れて行っても勝手に戻って行こうとされ、止めようと呼びかけた時に突き飛ばされました!

その後はたしか強制退院させられたような気がしています。

 

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ペイハラ事例③筆者が実際に体験した事例!

直接関わっていないですが、聞いた話なので細かいところは抜けているかもしれませんが、私が前に働いていた総合病院での話です。

整形外科医の医師が患者さん(70歳代の男性)に対して外来に通院していた時に「その症状なら治るよ」って話して手術をしたそうです。

その手術後、全く治らなかったのか定かではありませんが本人は満足できなかったんだと思います。

その後「1年以上」に渡り入院し続けていましたね!

病棟に遅くまで仕事して帰る時にその方を見たことあるんですが、一人で屋外にあった喫煙所でタバコを吸っているのを見かけたことがあります。

最後はどうなったかまでは知りませんが、気づいたら病棟から見かけなくなったので解決したんじゃないでしょうか・・・

 

ペイハラ事例④筆者が実際に体験した事例!

これは私が体験したことです。

入院している患者さん(80歳の女性)のリハビリで、担当のセラピストの代わりに自分が行うことになりました。

なぜかその患者さんに偉く気に入られてしまい、2回目にその患者さんのリハビリを担当セラピストの代わりに行う時に病室に迎えにいき、エレベーターに乗ってリハビリ室に向かう途中・・・

エレベーターの中でその患者さんが近づいてきて・・・

さらには顔が近づいてきて・・・

唇までもが近づいてきて・・・

 

「ギャ〜〜〜〜〜〜〜〜」と病院中に響き渡る私の声!

なんとか未然に防ぎましたが、まさか密室で80歳の女性にキスを迫られるとは夢にも思わなかったです。

その後も担当セラピストの代わりにリハビリをする時は何かしらそう言ったアクションがありかなりのストレスでした・・・

ペイハラと言うよりは『セクハラ』に近いような気もしますがあえて載せておきます。

僕の中では恐怖体験の事例ですが。。。

 

ペイハラ事例(細かな報告まとめ)

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小児科クリニックで働いてた方の報告

患者さんの両親が「ここのおもちゃを舐めたら風邪をひいた(うつされた)から優先して診て、診察代0にして」といってきた。

以前病院で働いてた方の報告

外来患者に今日はどうされましたか?って聞きに行っただけで感染予防でマスクしてるのに「なんでマスクしてるんだ!!!外せ!」って言われて凄い勢いだったから、すみません。って外したら「申し訳ありませんだろ!俺は日本語講師だ!」と言われた。

ICUで働く看護師からの報告

ICUの医師達が愛想がないし応対が悪い!って受付のお姉さんにクレーム付けてるジジイが居たけど、ICUでニコニコしてたら家族がいつ死んでもおかしくないのに不謹慎だ!ってキレそうだなあこのジジイって思ったことはあったよ。

 

患者は『心』に『串』が刺さっている!

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昔、働いていた病院の先輩に言われたことあります。

患者の『患』と言う言葉は『心』に『串』が刺さっているんだよ!

たとえ体の病気であっても、心に串が刺さっていて、心まで怪我をしているんだって改めて理解した先輩の一言でした。

その言葉は今でも忘れられませんし、その言葉を聞いてから、より親身に患者さんのことを考えれるようになった気がします。

医療従事者って適当な人もいるのは間違い無いですが、真剣に患者さんのことを思って対処している人がほとんどです。

そんな患者さんからこのような対応されるととてもショックですね。

でももしかするとペイハラをとる患者に対しても、どこか心に串が刺さっていてとってあげないといけないのかもしれませんね!

 

ペイハラに関するツイッターの声

 

まとめ

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いかがでしたでしょうか?

今回は、ニュースに載っていた事例と、自分が体験した事例をもとにペイハラ事例をまとめました。

自分が体験した事例は新聞沙汰になるほどのものではありませんが、細かいものを入れたらこう言ったものもペイハラに含まれると思います。

これを読んだ方で医療従事者の方もいるとは思いますが、どんな事例がありましたか?

またコメントしていただけると嬉しいです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

 

関連記事についてはこちらをご覧ください⬇︎

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