インフルエンザに感染したときって、いつまで休むのかよくわからないですよね?
よく言われるのが「5日間」と言われるけど、感染してからなのか、発症してからなのか、熱が下がってからなのかよくわかりにくい。
今回はそんなインフルエンザの数え方をまとめてみました!
目次
インフルエンザ感染後に休む5日間の数え方は?
こちらは厚生労働省のインフルエンザQ&Aに載っている情報です。
Q.17: インフルエンザにかかったら、どのくらいの期間外出を控えればよいのでしょうか?
一般的に、インフルエンザ発症前日から発症後3~7日間は鼻やのどからウイルスを排出するといわれています。そのためにウイルスを排出している間は、外出を控える必要があります。
排出されるウイルス量は解熱とともに減少しますが、解熱後もウイルスを排出するといわれています。排出期間の長さには個人差がありますが、咳やくしゃみ等の症状が続いている場合には、不織布製マスクを着用する等、周りの方へうつさないよう配慮しましょう。
現在、学校保健安全法(昭和33年法律第56号)では「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間としています(ただし、病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めたときは、この限りではありません)。引用:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
こちらに書いてあるように、発症後3〜7日間は外出を控えると書いてありますね!
学校はさらに詳しく書いてあり、「発症したあと5日を経過し、かつ、解熱したあと2日」と書いてあります。
では細かくみていきましょう!!
インフルエンザ発症日を「0日目」とカウント
まず大前提に、インフルエンザに感染した日ではなく発症した日を「0日目」とします!
そこから数えて5日間が休まなくてはならないとされています。
ここの考え方が難しいところですね!
ここをしっかり把握しておかないと5日間の計算が分からなくなります。
発熱後「5日間」かつ、解熱後「2日間」が出席停止期間
発熱後「5日間」かつ、解熱後「2日間」はどう言った感じになるのでしょうか?
この表で見る限り、インフルエンザが発症した時点で最低でも「6日間」は休まないとならないことになります!
さらに解熱してから「2日間」なので解熱しなければ休む期間は長くなります!
熱が長引いちゃうと結構休むことになりますね。
解熱した時間帯によって、計算は変わるの?
ここも確認しておくと、解熱した時間帯によっても数え方は変わりません。
解熱した日によるので、朝に解熱しても夜に解熱しても数えるカウントは次の日から1日目となります。
熱が下がってから48時間というわけではありません。
ここもわかりにくいポイントなのでしっかり把握しておきましょう!
じゃあ熱が下がるのが早かったら?
例えば発症した初日や翌日に薬の効果で熱が下がったとしましょう!
でもそこから数えて2日間で学校に行けるわけではありません。
最初に発症してから5日間という縛りがあるので6日間は休む必要があります。
例えば月曜日に発症したとして火曜日に解熱したとしても翌週の月曜日に学校に行けることになるってことですね!
大人の場合は?
今までの話は、学校に通う子どもについての話でした。
大人の場合はどうなるかというと出社停止期間を定めた法律がないため、各社の規定に沿った形で休むことになります。
たぶん入社したときに会社規定をもらうと思うので確認してみましょう。
一般的には「3日間」ではないでしょうか?
過去に働いていた会社はすべて「3日間」でしたが、皆さんの会社はどうですか?
まとめ
POINT
・インフルエンザ発症日を「0日目」として「5日間」休む必要がある。
・また熱が下がってから「2日間」休む必要がある。
・大人の場合は会社の規定によりそれぞれ違う!
いかがでしたでしょうか?
今回はインフルエンザで5日間休むというのの考え方についてわかりやすくまとめてみました。
発症日を「0日目」って考えるのは理解していなかったので、そこを踏まえればずいぶんわかりやすくなると思います。
早く体調が良くなるといいですね!
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