海の日を子供に説明するときに困ったことはありませんか。
子供の想像力やどうして?という疑問点は素晴らしいですが、時には大人を困らせることが多いですよね。
でもなかなか、子どもにわかりやすく伝えるのって難しかったりします。
この記事を読めば、海の日を子供にもわかりやすく説明できるようになりますよ^ ^
目次
海の日を子供に説明するときは?
大人でも海の日を詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか。
そもそも海の日とは『海の恩恵に感謝をして、海洋大国日本の繁栄を願う日』なのですが、子供が聞いてもピンとこないと思います。
まずは海の日はどういう意味や由来があるのか、始まった日などを勉強していきましょう。
海の日はどういう日?(意味や由来)
海の日はもともと明治9年(1876年)に明治天皇が50日かけて明治丸に乗って東北地方、北海道を見て回りました。
そして青森から函館を通って横浜港に到着した日が7月20日でした。この日を記念して「海の記念日」が作られたのです。
そしてこの明治丸は日本最古の鉄船で、船の中では初めての日本重要文化財に指定されました。
現在明治丸は東京海洋大学で保管されていて、一般公開もされているそうですよ!
そして120年の時を経て、海の記念日は海の日として日本国民の祝日へ変わりました。
こんなに長い歴史があるとは思わないですよね!いまの天皇のひいひいおじいさんが海で巡幸していなかったら出来ていなかったかもしれないです。
そして明治天皇は国民からもよく日本を治めたと尊敬されていました!時がたった私たちも、祝日を作ってくれてありがとうございます、と感謝したいですね。
ちなみに祝日で海の日があるのは、なんと世界のなかで日本だけなんです!日本は海に囲まれた島国です。
海の行事を行う漁師さん、海に関わるお仕事をする海運関係者さんが『海の記念日』を国民の記念日に変えよう!と祝日制定運動が行われました。
そのため海からの恩恵に感謝をして、数少ない島国の日本の繁栄をお祝いしましょう!という意味が込められていたのです。
海の日が始まったのは?
海の日が始まったのは平成8年(1996年)の7月20日です。
あれ、いまは他の日にちじゃないの?と思ったひともいるのではないでしょうか。
そうなんです、平成15年(2003年)にハッピーマンデー制度が導入されて7月の第3週月曜日に変わりました!
ちなみにハッピーマンデー制度とは、土日+月曜を休みにして1年間で3連休を増やす制度です。ほかにもハッピーマンデーが導入された祝日は『成人の日』『敬老の日』『体育の日』です。
3連休が増えてくれると、家族旅行にいったり友達とお出かけにいけたり嬉しいですよね。もっとこの制度が導入されないかなぁと願っています。
2020年の海の日はいつもと違う?
実は2020年のカレンダーを見てみるとびっくり、今年の海の日は7月23日に移動しているのです!
今年は東京オリンピックが開催される予定だったので、国がオリンピック開催前日に決めました。
また他にも体育の日は10月の第2月曜日から7月24日、山の日は8月11日を8月10日に変更しました。
開会式に体育の日を行うのはすごいですね。
また山の日は閉会式の翌日へ変わり連休を作ることで、渋滞や選手団体の移動を少しでも軽減する狙いでした。
しかし、東京オリンピックは延期になったので、もしかすると来年も祝日が移動することがあるかもしれないですね。
海の日を子供に説明するときは?2020年の海の日はいつもと違う?のまとめ
まとめ
・海の日は、もともと『海の記念日』だった
・海の日は、海の恩恵を感謝して海洋大国日本のこれからを願いましょうという意味がある。
・2020年の海の日は、東京オリンピックの関係で7月23日に移動した。
いかがでしょうか。
大人でも知らないことがたくさんありますよね。
祝日にもいろんな意味が込められているので、一つずつ勉強しても面白そうです!
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